カルテメーカーは歯科医師がチェアサイドで使うことに特化した電子カルテです。作ってるのは現役歯科医。だからこそわかる臨床で本当に欲しい機能を次々に追加してきました。POS対応、電子レセプト、電子保存、常に時代の最先端の機能を追求しています。さらにユーザーの先生方のご要望も取り入れながらカルテメーカーは常に進化し続けています。
もともとMac用のアプリでしたが現在はWinにも対応しています。用途やインテリアに合わせてお好きなコンピュータでお使いください。
動作環境:Mac、Windows
電子カルテを導入したけど、チェアサイドでは相変わらず紙のカルテをめくってる。それはお使いのシステムが電子カルテじゃないからです。
治療を進めながら欲しい情報が瞬時に確認できるのが電子カルテ。もしそうでなければそれは電子カルテではありません。カルテメーカーは現役開業医が実際に使いながら鍛えた電子カルテです。欲しい情報が常にあるいはすぐに見れるような工夫を随所に施してあります。
カルテメーカーは最も早くPOSに対応したPOMR(問題志向型診療録)詳しくですが、POMR特有のナラティブが故の俯瞰しにくさを表示方法を工夫することでカバーしています。
情報パネル
情報パネルには常に最新の情報が表示されています。詳しく
プロブレムリストは常に表示。プロブレムを意識した診療が行えます。
治療計画で次の計画を確認。
口腔内情報を見れば現在の口腔内状態が一目瞭然。右クリックすれば、その歯の経過が表示されます。
P治療経過でP治療の状況を確認、処置の進捗状況がよくわかります。
画像リストで治療前のX線写真を確認。ダブルクリックすればすぐに見れます。
補管リストを見れば補管中の補綴物がすぐわかります。カルテをめくる時間もかからず、間違いもありません。
長調リストで義歯の管理。リベースの時期や再作成のタイミングも確認できます。
添付書類には紹介状や歯管、保険証などのスキャンした書類が登録されています。見たくなったらダブルクリック。すぐに内容を確認できます。
カルテ
カルテはスクロールして過去の記録をみることができます。頭書きや病名、検査一覧や画像一覧など、必要な情報に簡単に表示形式を切り替えられます。
カルテは同時に複数開くことができます。過去のカルテと見比べたり、治療中に他の患者さんのカルテを確認したり柔軟な使い方ができます。
予約、受付画面
カルテだけでなく、予約画面や受付管理画面なども同時に開いておくことができます。予約画面をダブルクリックするだけでカルテが開き、いちいち患者番号等を入れる必要はありません。もちろん、どの端末からも予約を取ることができます。
受付管理画面もどの端末で確認できるので、受付の待ち状態を常に確認することができます。マニュアル:予約機能
付箋機能
紙のカルテに付箋をつけるように電子カルテにも付箋をつけられます。禁忌薬などの重要情報やちょっとしたメモ書きまで使い方は自由です。
付箋の色や文字の色や大きさも変更できます。重要なことは目立つ色と大きさにしておけば見落としもありません。付箋は何枚でも付けられます。
チャット機能もあって、受付と診療室の間でチャットも可能です。
ブログ:付箋基本
ブログ:ブックマーク
ブログ:検索
ブログ:チャット
治療経過パレット
長く通われている患者さんのカルテは分厚くなって経過を辿るのも一苦労。でも、この治療経過パレットなら長い治療経過をグラフィカルに表示することでパッと経過を把握できます。どの部位にどのような処置を何時処置したのかが一目瞭然です。
ダブルクリックすれば検査結果を見たり、その日のカルテを表示させたりとカルテと有機的に連携してます。
ブログ:P経過パレット
入力はカルテ右下の来院ボタンを押して始めます。
登録済みの病名を選ぶか新規の病名を登録します。
よく使う病名なら、部位を選んで、標準病名のプルダウンメニューから病名を選ぶだけで登録されて入力画面に切り替わります。
病名に対応した処置セットがリストアップされるので、行った処置セットをクリックします。
処置セットの内容が展開されると同時にリアルタイムのチェックがかかり必要な項目が自動選択されます。
登録ボタンを押すとカルテに記録されます。
処置セットはリスト形式だけでなく、入力しようとする情報の種類に応じて違う形式の画面が表示されるようになってます。
主訴・現病歴・現症・既往歴などの患者データベースを入力する画面。通常のタイプ入力の他に右のよく使う短文のリストから選んでもよい。
SOAPを入力する画面。右のリストには入力するSOAPの種類に応じて違う短文のリストが表示される。
多くの歯科用システムは電子保存に対応していないのでカルテコンと称しています。電子カルテを標榜し完全にペーパーレスで運用するにはカルテを電子的に保存できなくてはいけません。
カルテメーカーは医療情報システムの安全管理に関するガイドラインに従って電子保存ができるような仕組みになっています。
電子保存をするには真正性、見読性、保存性の確保という3つの原則があります。問題となるのは、カルテが故意、過失により改竄されていないことを証明する「真正性の確保」です。カルテメーカーではこれをe文書法で推奨されるタイムスタンプアマノe-timingサービスで行います。
これ以外にもガイドラインで要求される、ユーザーの識別と権限管理、確定処理、アクセスログの保存といった機能を備えています。
マニュアル:電子保存
ブログ:ペーパーレス
起動時のログイン
起動時に利用者を決めてパスワードをいれます。これで端末の利用者を特定します。
確定操作
カルテを入力後、確定ボタンを押し、記入者のパスワードを入力しカルテ情報を確定します。印刷カルテの記名、押印に相当する操作で電子保存では必須の操作です。
カルテメーカーではこの操作でタイムスタンプ付きのpdfファイルが作成されます。
非改竄の検証
保存されたpdfファイルにはタイムスタンプが付いてます。左上のタイムスタンプをクリックするとカルテが記録された日時とその日以降に記録が修正されていないことを検証し、カルテが改竄されていないことを証明できます。
操作ログ
ログイン、確定操作、カルテの閲覧などの操作を誰が何時おこなったかの記録を残すことも必要です。改竄防止だけでなく個人情報を守る意味でも後に検証可能にしなければいけません。
カルテメーカーは日本で最初に電子レセプトに対応したシステムです。そしてオンライン返戻処理にも対応している電子カルテシステムです。
入力時のエラーチェックに加えて月末にまとめてのエラーチェックもします。チェックリストをダブルクリックするだけでエラー部分を表示し修正できます。
レセプトのプレビューは印刷レセプト形式、リスト形式、CSV生データ形式と多彩な形式を用意しています。プレビューからのカルテの参照、修正も簡単です。CSVデータを直接編集することもできます。
紙への印刷も継続してサポートしています。またpdfファイルへの出力ができ、iPad等のタブレットでのプレビューも可能です。
ブログ:タブレットで点検
返戻レセプトをダウンロードし、読み込みます。読み込んだレセプトからカルテの参照、訂正、再請求電子レセプトの発行などの一連のオンライン返戻処理ができます。
ブログ:返戻処理