オンライン用語集

2008.12.2更新


レセプト電算処理システム

標準マスター、記録条件仕様に準拠した電子レセプトを作成しFD,CD-R,MO等の記録媒体に記録し、それを基金や連合会に郵送あるいは宅配便で提出するシステム。診査支払機関では最初に機械的チェックをかけ、その後、印刷するか画面上に表示させて診査する。
保険者に対しても記録媒体等でレセプトを送る。


オンラインによるレセプト電算処理システム

レセプト電算処理システムで作った電子レセプトをネットワークを通じて電子的に送信するシステム。
医療機関、診査支払機関、保険をネットワークで結び、相互に電子レセプトを送受信するシステム。電子レセプトの送信だけでなく、増減点通知のダウンロード、提出時の事前チェック(事務・点検ASP)、返戻処理などの付加サービスも含む。
将来的には受付でのリアルタイムでの保険の資格確認サービス。被保険者への電子レセプトのオンライン公開なども行われる予定。


閉域IP網

インターネットと同じ仕組み(プロトコル)(IP=インターネット・プロトコル)で作られたネットワークであるが特定の利用者だけが接続されていてインターネットには接続されていない通信網。NTT東(西)日本は全国規模の閉域IP網を所有している。インターネットに繋がっていないだけに安全性は高いが、不特定多数が接続していることには変わりないので絶対に安全というわけではない。
レセプトオンラインで認められているのNTTだけだが、全国規模のものにはKDDIのものが有名。なぜかauはレセプトオンラインに参入していない。不思議ではある。


VPN

バーチャル・プライベート・ネットワークの略。インターネットや閉域IP網などの公衆回線上に仮想的な専用線を構築し安全性の高い通信を行う方法。本当の専用線は実際に光ファイバーなどを敷設する必要があり莫大な費用がかかる。そこですでに存在するネットワーク上に暗号化や特殊なパケット通信などの技術を使い。(技術論は難しく私も理解できないので略)仮想の専用線を引く。現在の理論的な暗号化の強度をすれば盗聴等のハッキング行為は不可能とされる。(そうあって欲しい)


IP-VPN

レセプトオンラインにおいては、閉域IP網を使いそこにVPNを構築する通信方法をこう呼ぶ。今のところNTT東(西)日本だけがサービスを提供している。商品名としては「Bフレッツ」「フレッツADSL」等。一応標準の回線。費用、手間ともにこれが一番安くて簡単。プロバイダと契約すれば追加料金なしでインターネットも利用できる。


オンデマンドVPN

VPNのうち「必要に応じて(オンデマンド)」て構築する仮想専用線を指す。でも、どのVPNも必要に応じて構築されるので変な言い回しではある。狭義にはIPsecとIKEという技術(供に暗号化に関する技術)を使いインターネット上にVPNを構築する方法のこと。レセプトオンラインでは、IP-VPNとは違うという意味合いが強い。
NTTデータ、NTTコミュニケーションズ、三菱電機、富士通などが提供している。専用ルータ(接続装置)を使う方法とUSBトークン(USB鍵のようなもの)を使う方法がある。

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