光CR充填2:複数窩洞

光CR充填で、1歯に複数の窩洞を充填した場合のカルテの例です。



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保険請求のポイント

  • う蝕歯即時充填形成(充形)、歯冠形成、充填は複数の窩洞があったとしても1歯単位で算定します。

  • 充填は窩洞数に関わらず、1歯単位で算定します。複雑の窩洞が1つでもあれば【複雑】で算定、複数の窩洞があり全部の窩洞が単純であれば【単純】で算定します。

    充填に際して、歯面処理(CR充填ならEE・EB、アイオノマー充填ならコンディショニング)を行えば、充填の1を算定、歯面処理をしなければ充填の2を算定します。なお、歯面処理の方法、薬品はカルテに記載します。

  • 複数の窩洞を充填した場合、充填材料はその窩洞数分算定できます。ただし、同一歯面に複数窩洞がある場合は、それらは1窩洞分とします。

    複数窩洞を充填した歯は、レセプトの摘要欄に「複数窩洞」として部位を記載します。なお充填した歯が1歯だけの場合は省略可能です。

    充填に際して、複数の違う材料を使用しても材料料は同じです。


1 【SOAP】

プロブレム(病名)ごとにSOAP形式で入力します。

この例では、テンプレート入力を使って入力しました。このような画面で、基本クリックだけで的確にSOAPを入力できる方法です。

カルテ 


2 う蝕歯即時充填形成

1日で形成から充填、研磨までを済ませた場合は、う蝕歯即時充填形成を算定します。

浸麻、形成、除去、歯髄保護処置はう蝕歯即時充填形成に含まれているので別に算定できません。

処置部分も同じくテンプレート入力で入力、上記のような算定可能かどうかは自動判断されますので、保険のルールは意識せずに入力できます。

  • う蝕歯即時充填形成(充形)、歯冠形成、充填は複数の窩洞があったとしても1歯単位で算定します。

カルテ 


3 充填1(複雑)

充填の際に使用したストリプスやウエッジなどの器材もカルテに記載しておくといいでしょう。

  • 充填は窩洞数に関わらず、1歯単位で算定します。複雑の窩洞が1つでもあれば【複雑】で算定、複数の窩洞があり全部の窩洞が単純であれば【単純】で算定します。

    充填に際して、歯面処理(CR充填ならEE・EB、アイオノマー充填ならコンディショニング)を行えば、充填の1を算定、歯面処理をしなければ充填の2を算定します。なお、歯面処理の方法、薬品はカルテに記載します。

カルテ 


4 光CR充(複雑)

窩洞の面の指定はセット入力、テンプレート入力共に窩洞の面をクリックして指定します。

セット入力なら「光CR充2」セット

テンプレート入力なら「光CR充填」

  • 複数の窩洞を充填した場合、充填材料はその窩洞数分算定できます。ただし、同一歯面に複数窩洞がある場合は、それらは1窩洞分とします。

    複数窩洞を充填した歯は、レセプトの摘要欄に「複数窩洞」として部位を記載します。なお充填した歯が1歯だけの場合は省略可能です。

    充填に際して、複数の違う材料を使用しても材料料は同じです。

カルテ 


5 充填材料

フロアブルレジンで窩底を保護し、ペースト状レジンで充填しました。

複数のレジンを組み合わせても、材料料は1窩洞分で変わりません。

カルテ 


6 【SOAP】

術中、術後の状態を別のSOAPで記録。このように記録を別にしないで、最初のSOAPに含めてもいいでしょう。

カルテ 


7 【治療の説明】

POMRでは患者さんに説明した内容もカルテに記載します。

説明不足を検証すると共に、説明した、しない、というトラブルを避けるためにも必ず記載しておきましょう。

カルテ 


8 レセプト

摘要欄に「複数窩洞」の摘要と部位の表示

充填材料と充形の数が一致しないところに注目

カルテ 


9 CSV

摘要欄(99)に「複数窩洞」の摘要と部位コード、この摘要は現在は自由文コメント

充形、充填が同一日になってるところをチェック

カルテ 



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