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歯科治療時医療管理料(医管)、在宅患者歯科治療時医療管理料(在歯管)

歯科治療時医療管理料(医管)在宅患者歯科治療時医療管理料(在歯管)は、高血圧、心不全、脳血管障害などの歯科治療に影響を受けるであろう基礎疾患を持つ患者さんの治療時に、全身状態をモニタリングして管理した場合に算定します。

管理の対象となる処置・手術
第8部処置(区分番号I009、I009-2、I010及びI011-3に掲げるものを除く。)、第9部手術又は第12部歯冠修復及び欠損補綴(区分番号M001から区分番号M003までに掲げるものに限る。)

管理の対象となる基礎疾患
高血圧性疾患、虚血性心疾患、不整脈、心不全、脳血管障害、喘息、慢性気管支炎、糖尿病、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、副腎皮質機能 不全、てんかん、慢性腎臓病(腎代替療法を行う患者に限る。)の患者、人工呼吸器を装着している患者又は在宅酸素療法を行っている患者

管理方法
処置等の実施前・実施後及び患者の状態に応じて必要時点で血圧脈拍及び経皮的動脈血酸素飽和度を測定する。

カルテ記載
患者の状態、モニタリング結果をカルテに記載または添付すること

レセプト記載
当該管理の対象となる医科の主病名を記載すること。

カルテメーカーでは、歯科治療時医療管理料(医管)在宅患者歯科治療時医療管理料(在歯管)をカルテに入力し、ダブルクリックして編集画面にすることで
・医管、在歯管の対象となる処置、手術等が同時に算定されているかのチェック
・対象となる基礎疾患の登録とそれのカルテ記載、レセプト記載
・全身状態の記録
・モニタリング結果のカルテ記載、または添付用書類の印刷
をすることができます。


カルテに医管を入力する

医管は通常「再診時標準」セットの中にあります。

入力時に対象となる処置・手術等がない場合は、エラーチェックが発生します。

医管の入力画面

カルテに「医管」が入力されます。

カルテの画像

医管を編集する

カルテの「医管」をダブルクリックすると編集画面になります。

初めてカルテに「医管」を入力した場合は、対象病名には何もマークされていません。

すでにカルテに「医管」が入力されている場合は、対象病名には直前の「医管」に登録された対象病名が選択された状態になります。これにより入力の手間が省けます。

対象病名
管理の対象となる医科の病名を選択します。複数選択できます。これ以外の疾患は対象外です。

全身状態等
全身状態を異常なし、異常ありから選択し、必要があれば自由文欄に入力します。

使用機器
使用機器を選択します。

モニタリング結果
測定結果をリストに入力します。術前・麻酔後・術後の代表的なタイミングは選択するだけですが、もしそれ以外のタイミングでの測定結果を残す場合は、術後の右の空欄にタイミングを入力します。

病名記載チェックボックス
これをチェックすると、カルテに対象病名全身状態等が記載されます。

記録記載チェックボックス
これをチェックすると、カルテに使用機器モニタリング結果が記載されます。

医管の入力例

病名記載チェックボックスと記録記載チェックボックスの両方をチェックした状態でOKボタンを押して登録するとカルテのこのように記載されます。

レセプトを発行すると摘要欄に対象病名が表示されます。

レセプト

モニタリング結果を印刷する

電子カルテ、あるいは印刷カルテの場合は、上記のようにカルテにモニタリング結果を記載すればいいですが、手書きカルテを使ってる場合は、モニタリング結果を印刷して、それをカルテに添付する必要があります。

印刷するには「印刷」ボタンを押します。
プリントDチェックボックスをチェックしておくと印刷ダイアログが印刷前に開きます。
環境設定で事前に印刷設定を済ませておけば印刷ダイアログなしで即座に印刷されます。

印刷されたモニタリング結果です。これをカルテに添付します。