介護保険では、介護度の認定がすぐに行われないため、認定されるまで保険請求を保留する場合があります。介護保険の保留管理機能はこのような保留された介護レセプトの発行除外、認定後の月遅れレセプト処理等を管理する機能です。
介護頭書を開きます。
「保留設定」ボタンを押します。
ラジオボタンの「保留」をクリックし、「保留を開始する月」を設定します。
カルテ表示切り替えると保留設定が保存されます。
介護保険レセプトを通常通り発行しても、請求が保留されている患者のレセプトは発行されません。
介護太郎は9月に介護保険分の請求があるはずであるが、レセプトは発行されていない。
右下の「保留管理」ボタンを押すと保留管理画面になります。
レセプトの発行が保留されている患者のリストが表示されます。
リストをダブルクリックすると、介護頭書が表示されます。介護度の認定が確定したら介護頭書で介護度を設定します。この時、保留設定は変更しないでください。
介護度を修正して発行できるようになりましたら、リストの右の「発行指示」のチェックをクリックしてつけてください。
発行するレセプトに全部チェックをつけたら「集計」ボタンを押して集計します。請求月だけでなく保留されているレセプトを月遅れで発行します。
発行後「介護レセ」ボタンを押して一覧を確認してください。
更新するまで、「集計」ボタンを押すことで何度でも再発行できます。
レセプトの集計が終わったら保留設定をクリアします。
「更新」ボタンを押すと、保留指示をチェックした患者の保留設定をクリアして通常の請求状態にします。